御髪神社の由来
京都嵯峨小倉山の麓に鎮座。藤原采女亮政之(うねめのすけまさゆき)公が、日本唯一の「髪」の神様としてお祀りされています。亀山天皇の御代(1259~1274)、宮中の宝物係であった藤原基晴卿が、紛失した宝刀『九王丸』の探索にあたるため、諸国行脚し文永5年に下関に居を構えました。その間、生活の糧を得るため、基春卿の三男藤原采女亮政之は、その地に於いて庄屋の婦女の髪を結って父を助けました。これが日本の『髪結い職』の起源となります。政之公は、建武二年(1235)7月17日に亡くなりましたが、その立派な処世と功績により従五位を天皇より賜りました。後に、政之公らがお仕えした亀山天皇の御陵に近い小倉の地に、御髪神社は建立されました。現在でも理髪業者の信仰が篤く、境内には髪を納祭する髪塚があります。
京都嵯峨小倉山の麓に鎮座。藤原采女亮政之(うねめのすけまさゆき)公が、日本唯一の「髪」の神様としてお祀りされています。亀山天皇の御代(1259~1274)、宮中の宝物係であった藤原基晴卿が、紛失した宝刀『九王丸』の探索にあたるため、諸国行脚し文永5年に下関に居を構えました。その間、生活の糧を得るため、基春卿の三男藤原采女亮政之は、その地に於いて庄屋の婦女の髪を結って父を助けました。これが日本の『髪結い職』の起源となります。政之公は、建武二年(1235)7月17日に亡くなりましたが、その立派な処世と功績により従五位を天皇より賜りました。後に、政之公らがお仕えした亀山天皇の御陵に近い小倉の地に、御髪神社は建立されました。現在でも理髪業者の信仰が篤く、境内には髪を納祭する髪塚があります。












日本で唯一の髪の神様である御髪神社へ行ってきたでござる。
小倉百人一首ゆかりの地とあって、壮大な歴史のロマンを感じる所であるなぁ。小倉山の麓にひっそりとたたずむ故に、パワースポット感が凄い!
髪は女の命です…、いやいや女子だけではなく男性にとっても髪は大切。いつまでもフサフサしていたいのは皆の願いであるぞ。
くのいちも髪型ひとつで一日の気分も変わるのであった。
現代では有名人も多数訪れていて、髪の毛ネタのお笑い芸人さんの絵馬も発見したでござる。後は、美容師さんや美容・理髪系の学校の受験祈願の参拝が多いのも納得。
自分の髪を少しだけ切って、紙に包んでご祈祷していただくと、生涯髪の毛をお守りして下さるとのこと。ありがたいでござる。
すぐ近くにトロッコ列車の駅や、有名な嵐山竹林もあって、周辺は外国の観光客でとても賑わっておったでござる。
編集部 くのいちこころ

御髪神社詳細
■ 基本情報
- 名称:御髪神社(みかみじんじゃ)
- ご利益:髪・発毛・育毛・禿
- 住所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町10-2
- 電話番号:075-882-9771
- 拝観料:無料
- 駐車場:無
- アクセス:公共交通機関でお越しの方
JR山陰本線 嵯峨嵐山駅下車 徒歩15分
嵯峨観光鉄道 トロッコ嵐山駅下車 駅前すぐ
京福嵐山線 嵐山駅下車 徒歩8分
阪急嵐山線 嵐山駅下車 徒歩20分 - 公式ホームページ http://mikami-jinja.sakura.ne.jp/
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